Windows操作テクニック
2000年5月14日 初版
2000年5月22日 各行に勝手なタイトルを付けてみました
2000年5月23日 「図形描画でのShiftとグリッド」追加
2000年11月1日 「タスクバー経由・・・」追加1に全ウインドウクローズを記載
2001年5月8日 「デスクトップへ送る」追加
2001年9月2日WinTopのインストール手順を追記、「常駐プロセスやスタートアッププログラムの中止方法」追加しWinTopとのペア位置に設置
便利で是非覚えてもらいたい、使ってほしい操作方法です。
注意事項はこちらです
- 「WinTop」 Windowsに各種のソフトをインストールすると動きが遅くなったと感じる事があると思います、また買ってきたばかりのコンピュータに多くの常駐型ソフトがインストール済みになっていて右下の時計の近くにたくさんのアイコンが並んでいて他の製品より同一スペックでも遅く感じる事があります、WindowsNTではタスクマネージャが付属しておりCPUの資源消費状況をモニタ出来ますが、Windows95等には付属しておりませんが、NT付属のよりは簡易版ですが、WindowsUpdateのUS版にWinTopというものがありCPU資源利用状況(どの程度時間を使っているか、どの程度メモリを使っているか、起動後にも常時動いている種類か呼ばれるまではずっと静かにしている種類か)を調べて常駐させる必要があるか無いかの価値判断用に調べたいときに便利です、またプロセスの優先度を見たり、プロセスを終了することも出来ます(NTの方は優先度変更ができますが)。もちろん無料で利用可能です。「Windows
95 Kernel Toys Set」という名前でダウンロードをして、その中からWinTop関連ファイルをコピーして利用してください。他にも便利なツールが含まれています。姉妹品に「Windows
95 Power Toys Set」があります、こちらは好みが別れるのでノーコメントとさせてもらいます。
ダウンロードからインストールまでを説明します(サービス過剰かな)。http://www.microsoft.com/windows95/へ行き、「Windows
95 Kernel Toys Set」でSearch、見つけたら新規フォルダにダウンロードしW95KRNLTOYS.EXEを実行すると解凍されます。インストールしたいファイル名の.inf(ここではwintop.inf)を反対クリックメニュー(一般用語では右クリックメニュー)でインストールを選びます、WinTop以外に必要なものがあれば、同様に.infのインストールを繰り返します。ここにもミラーを入れておきます。サイズ57120バイト。(MSから落とした方が安心ですので、取りに行けない方のみ利用してください)
- 「常駐プロセスやスタートアッププログラムの中止方法」プログラムの「スタートアップ」フォルダ・「StartUp」フォルダ(海外版ソフトなどを入れている場合のみ)及び、レジストリのrun,
RunOnce, RunOnceEX, RunServices, RunServicesOnce から「スタートアップしない」フォルダ(「スタートアップしない」フォルダは通常ありませんのでプログラムの下に新規に作りましょう)またはRunNotStartレジストリキー(これも通常はありませんので同じくrunなどと同じ位置に新設しましょう)へ移します、常駐させたくなったら、。手順はスタートを反対クリックメニューからエクスプローラを起動(キーのみではCtrl+Esc,
Esc, Shift+F10, E)プログラムの配下のスタートアップへ落ちスタートアップしないへドロップします。レジストリの方はスタート/ファイル名を指定して実行でregeditを起動、HKEY_LOCAL_MACHINE/Software/Microsoft/Windows/CurrentVersionにあるrunで始まるキーの中身を、名前の変更/コピー,
RunNotStartキーで新規/文字列で移していきます。スタートアップしないに移したいときは新規ショートカット作成で移していきます。値のデータ=各プログラムの起動指定はコピーで取れます。一部のプログラムはrunから「スタートアップしない」へ移せないものもありますが、逆はありません。
- 「デスクトップへ送る」。デスクトップを整理されている人には便利です。一時保存先を決めかねていて、かつ、処理は後で行いたいのだが、なるべく早めに正規格納先に移動させたい時に、保存先をデスクトップに置くことを目的とします。手順は@windowsシステムフォルダ下のSendToフォルダにWindowsシステムフォルダ下のディスクトップという名称のフォルダのショートカットを作成します。Aディスクトップにショートカットを作るというのが最初にあり、名前が間違えやすいので、新規に作成したほうの名前を変更します、「デスクトップへ」などがわかりやすい。Bアイコンがフォルダアイコンのままだと戸惑いやすいので、わかりやすいアイコンへ変更します、マイコンピュータに似ているPC単体を示すものだと落ち着きます。使用方法はファイルをつまんで反対クリック(通称右クリック)メニューの送る。慣れると便利です。
- 「タスクバー経由で画面最大表示時もマウスだけで楽々コピー」 ファイルをコピーしたり移動したりさせたい時、元と先が別の位置で別のウインドウの場合で両方のウインドウが画面いっぱいに開いている時、@キーとマウスが使えるなら、マウスで対象元を選択後にAlt+TABで対象先を探してウインドウを切り替え後にドロップ
A大量にウインドウが開いているかマウスだけで操作したい場合、マウスで対象元を選択後に対象先ウインドウのタスクバーまで移動、ちょっとの時間待ってウインドウが切り替わってからドロップの操作へ。その他にマウスメニューを使ったり、エクスプローラを使う方法、2Window表示を使うなどたくさんあります(ウインドウのタスクバーとはスタートボタン・時計等のアイコンがある中間です、通常は画面の最下行にあります)。追加1.オブジェクトをつかんだ状態でAに近い動作があります、時計のあるタスクバーまたは空白の位置に持っていき、しばらく置くと全ウインドウが最小化状態になります、その後ターゲットを探すことが出来ます、他にも応用が出来ると思います。(これはWinNT4でのみ有効でした)
- 「2Window表示でファイルとフォルダメンテナンス」 画面にファイルやフォルダの操作を続けて行いたいときの便利な方法です。対象になる2つのファイルフォルダのみを残し他のウインドウを最小化にします、もし大量に開いていた場合はタスクバーの隙間からマウスメニュー(反対クリックメニュー)から全ウインドウを最小化を選択後対象をタスクバーからクリック。その後タスクバーの隙間(右側がやや広め、左側のスタート脇も利用可能です)から左右に並べて表示(または上下に並べて表示)を選択。もともとWindows3.1の頃には便利で利用者が多かったが、ウインドウサイズが不自由な形になりがちで利用者が減っているのですが、ファイルの圧縮、移動、コピーなどのメンテナンス作業には慣れるとそれはそれで便利です。ウインドウ数は3で4でも可能です。重ねて表示もあります。
- 「ファイルフォルダをルートに向かって全部閉じる」マイコンピュータ等で表示/オプション/フォルダの設定が「フォルダを開くたびに新しいウインドウを開く」になっている場合、目的の位置まで行ったら全部まとめて一回の操作で閉じてしまいたいでしょう、又は最後のウインドウを残して他を消す方法を説明します、@Shiftキーを押して最後のウインドウを閉じる
A一つ前のウインドウを選択(開いた直後ならAlt+Esc)選択後、Shiftキーを押した状態で閉じる。タスクバー上から反対クリック(通称右クリック)メニューを利用して閉じる時も同様。マウスを利用しないAlt+F4で閉じるときもShiftを加えるだけで同様です。
- 「ファイル選択時のファイル検索方法」ファイルを選択するとき、先頭の1文字を数回キー入力すると対象を簡単に探し出す事か可能ですが、先頭の2文字まで指定した後ゆっくり探すことも可能です、その時は先頭2文字を間をあけないで打ち込みましょう、その後は先頭1文字を数回押して下さい。キー入力が速く対象名がわかっている場合はそのまま打ち込むと一回でたどり着きます、5文字までは確認出来ましたが能力的に終わってしまいました。(ファイル選択フォルダ選択とも共通です。ファイルかフォルダのどれかしらを選択した状態または選択出来る状態からのみ利用できます、ファイル名入力の場所にカーソルが出ている時は何らかを選択後に上記の操作をしてください)
- 「スタートメニューのカスタイズ」 スタートボタンを押した時にプログラムの上部空間を有効活用する方法です。良く使うプログラムショートカットを用意すると便利です。
- 「Windowsショートカットキー」 Windowsの標準ショートカットを各種のソフトの設定を通じて調査したものです、一部の基本ショートカットは共通で便利です。Ctrl+Z,X,C,V等はMacintoshと同一のオペレーションで覚えておくのは便利でしょう。共通とまではいかないが、Ctrl+P,S,FやF3等も頻繁に利用する方は覚えておくと便利です。
- 「HomeとEnd」 意外と知られていない、または使われていない事が多いいが便利なキーがありますので紹介します。HomeとEndの2つでCtrlとの組み合わせで使えば、全体の先頭と最後にジャンプします。単体で使えば行頭と行末に飛びます。もちろんShiftと組み合わせれば範囲選択として機能します。特定行をコピーしたいときは、マウスで行のどこかをクリックした後、Home,Shift+End,Ctrl+Cの1クリックと3ストロークでコピーが可能。Excel等で表の先頭にタイトルがある場合が多いのですが、それを見るためにはCtrl+Homeをキー入力すればよく、セル指定「A1」では手間がかかりすぎの感があります。文書やデータ等の入力で一番最後に飛びたい時も同様にCtrl+Endを使ったほうが効率的だと思います。一部のプログラムでは対応していない場合もあります。
- 「図形描画でのShiftとグリッド」 Shiftキーの便利な利用方法。直線を引くときに角度を90度単位(ソフトによっては45度単位)にピタット角度が一定します。また、線や図形などのオブジェクトをコピーしたり移動させるときも、同様に動作します。各ソフトにもよりますがグリッドの機能と合わせて利用すると短時間でデザインを考えながら仕上げていくことが作成出来ます。出来が良く短時間で全体の作業が容易になります。ご存じでなければ是非一度ご利用になってみて下さい。
このページの注意事項:
・Windows95日本語版を元に作成しておりますが、他のバージョンを利用している方も参考になるものもあると思いますが、一部Windows95日本語版特有の内容を含んでおります、ご了承下さい。
・リンクが張ってある行は別のページとして独立している為、概略のみの場合があります。
・若干難しいオペレーションを含む場合もあります、その場合は別の方法を併記するように心がけますので難しくない方からご利用ください。
・上級利用者の場合、十分に熟知している内容が多くなると思いますが、無視してください。
・表現方法があいまいになったり、文章が長くて意味のつかみづらい内容を含むことがありますが、個人で作成している都合上、文書作成能力には限界がありご了承下さい。
・作成開始当初、ホームページ容量が2MByte空間で内容を充実させたいと思い作っている都合上、画面のハードコピーが少なく、理解しづらい内容が多くなりがちですが、ご了承下さい。お近くのオペレーション上手な方へご相談下さい。
・内容に関するご質問は受け付けておりますが、更新を保証するものではありません、ご返事が確実に出せる状況でもありませんので、その点をご考慮の上でお願いいたします。
・内容については動作確認をしておりますが、異なる環境の動作確認はほとんど行っておりませんので、違った結果になった場合や、動作を起こさない場合の保証はいたしかねます。そのような場合、ご報告いただければ追加書きをしてゆきたいとは思っております。
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