ブラウザセットアップ(setup for Microsoft Internet Explorer) 手順

 個人的には設定を忘れることは無いですが、セットアップ初期の頃は面倒がって後回しにしてしまう事もあり、
また、設定値の質問を受けたときに、設定値・方針・理由を述べていると毎回同じなのでWinのついでに作りました。
証明機関と認証の必要性とSSL3.0/128bit以外の強度が極端に弱すぎである事だけ注意をすれば安心して
商取引機として使える最低限度のマシン側スペックとなります。
利用者側の問題と取引内容は別途。2015年くらいだと強度基準が変化します、あくまで予想ですが。
まぁ、クッキー無しで買い物無しで個人情報投入無しが完璧に安全ですが、図書館機能以外にも使えるので、
各機能を十分に理解して安全で便利に使ってくれると、作った人もうれしいと思います。

インターネットオプション
・全般/ホームページ
 自己ホストが使いやすい。検索サイト、プロバイダ、ポータルサイトも多少は便利
・全般/インターネット一時ファイル
 サイズと位置を気にしましょう。HDDを複数使用している場合は併用アプリと衝突を避ける場所に。
 また、パーテーションに関しては所有デフラグツールがベストな状態で使える事が望ましい。
・全般/履歴
 日数設定は毎日使用するマシンと週に1度か2度程度の場合では、30日vs120日等と調整しましょう。
 残ディスク容量が気になる場合は、14日とかにして、かつ、削除を豆にしましょう。
・セキュリティ
 設定変更すると見れないサイトが多く発生します、複数人で共有するマシンでどうしてもトロイの木馬が
 気になる場合とかは、設定する必要がありますが、通常のサイトからはそんな場所にリンクは張らないので
 通常のサイトへしか用事の無い人は必要ないです。裏情報・プロクシ・クラッカなどへ出入りの多い人は必要。
 変更をすると不便になるか危険になるので、わかっている人でも結果は初期設定と同一かほぼ同一になります。
・プライバシー
 セキュリティと全く同じです。クッキーが嫌いな人は不便を承知で切ってください。
 少しでも怪しい事がありそうなサイトがあればブロックに登録しましょう。
・コンテンツ/コンテンツアドバイザ
 見たくない、見せたくないをブロックしてくれます。一度でも不愉快に感じたりした経験がある感受性が強い人や
 もらうメールをつい開けてしまう症候でブラウザが閉めても閉めても止まらなくなり困った経験をして懲りた人は、
 一度調整してみると多少は気が楽になります。本来は使用者側の問題なので設定するより利用能力アップ、
 以前より注意してリンクを開く方が正しい設定です。
・コンテンツ/証明書
 一番のお薦めは全部削除した後に必要な証明書のみをインストールすることが良いでしょう。
 (ただしMS系アップデートソフトなどをインストールする予定なら、その時に必要になる証明書系は残す。)
 理由は悪意の無い証明書が知らぬ間に悪意のある第3者へ渡ったとしても、ルートの場合は危険です。
 ルート以外で悪意のあるサイトがあった場合、その上が信用問題を起こす手前で証明を中止します。
 ルートは証明機関でかつ商業機関であることがホームページの事業内容や会社案内で確認が取れた後に
 そこで発行している証明書をインストールする順序が正しいです。20年とか長期の証明書を発行するところも
 ありますが、会社の事業方針や過去の実績を確認したほうが良いでしょう。またR&Dや株主にも注意が
 必要です。もちろんホームページを更新しないルート証明サイトならインストールは止めるべきだと思います。
 IEの標準には大量のルート証明書がインストール済みになっていますが、これらに該当するものや該当しないもの
 があるように見受けます。ルート証明機関が公共性の強い場合でも、その下の中間証明機関が商業機関なら
 安心ですので、当然ですが。繰り返しですが、そのルートからサイトへ直接認証の場合は危険な感じがします。
 証明書を全部削除しておくと、空きディスク容量と証明書検索処理速度が改善されます。
・コンテンツ/個人情報/オートコンプリト
 複数人数で使用する場合は機能制限をしたほうが良いです。機能自体は便利ですが危険も伴います。
・接続/LANの設定
 設定の自動検出がチェックされているので、設定が可能な人は通常時は切っておくほうが便利だと思います。
 接続環境が変わるたびにウイザードされては邪魔なので。どのようになるかは最近の版では未確認ですが。
・詳細設定
 SSL3.0を残して他のセキュリティプロトコルは切りましょう、弱くて話にならないです。
 ダウンロード署名確認はチェックしましょう。未署名が多いから大して意味は無いけど、確認行為は必要だと思う。
 サーバ証明書取り消し確認、発行元証明書取り消し確認は両方ともチェックしましょう。
 ブラウザを閉じたときにテンポラリを消すをチェックしておくと、次回起動時に多少は軽い場合もあります、
  両方試して好き方を選択すると良いでしょう。回線が遅い場合は残すべきですが。

Windows Setup へ

あるあるのホームページへ戻る